「驚愕の苦味と深いコクを、熱狂的ビールファンにお届けしたい。」
そんな思いが込められている「インドの青鬼」
クラフトビールの中でも苦くて有名なこのビールは、コアなファンも多いみたいですね。逆に言うと癖が強くて飲みづらいような気がしますが、どうでしょう?
私みたいにビールは好きだけど、毎日スーパードライだぜ。
なんて人に合うのかちょっと心配です。
銘柄(商品名):インドの青鬼
醸造所名:ヤッホーブルーイング
アルコール度数:6.0%
原材料:麦芽、ホップ
ビールスタイル:IPA(インディア・ペールエール)
カロリー:記載なし
参考価格:267円
IPA(インディア・ペールエール)って?
18世紀にインドを統治していたイギリスですが、インドの水が悪くて飲めたもんじゃなかったみたいです。じゃあどうするの?ってなった時に、
水の代わりにビールを本国から輸送して、それを飲もうぜと。
イギリスの人ちょっとすごい発想ですよね。
しかし、当時人気銘柄だった「ポーター」は残念ながら、長い輸送に耐えられず着くころには悪くなってしまいました・・。
悩んだイギリス人は一言
「じゃあ、ホップとアルコールいっぱい入れて運べばいいんじゃね?」
(本当に言ったかは知らないです。多分言ったと思うけど。)
めでたしめでたし。
という経緯で生まれた、インディア・ペールエール。
これはきっと苦い。
だって生まれ方が雑な感じするもの・・。
まずは一口
苦い苦いと聞いていたので覚悟をしていたのですが、柑橘系の香りが最初にくるので意外と苦味を感じませんでした。
口に含んだ瞬間は(あれ?甘い・・?)って感じなんですが、喉を通る段階に来ると、うわっ、苦いかも!という感じで何とも不思議な味わい。
これ伝わってます?w
ホップの量が通常の4倍だそうで、やっぱり喉の奥で強い苦味を感じます!
これがIPAのビールなんですね~。
この間アサヒビールの工場見学で1缶に6個のホップを使っているって言っていたから、これはは24個?
多いよ!
そう考えると贅沢なビールですねえ。
飲み進めると・・
ぐいぐい行こうと思いましたが、私がこれに合わせてしまったのはこれ。
鯵の刺身(azino-sashimi)
※画像はイメージです
壊滅的に合いません。
びっくりした。
大体18世紀のインドでイギリス人が、刺身とビールを一緒に飲んでいたとは到底思えませんしね。
これはあかん!
18世紀のインドか・・。
インド・・
カレー?
あ、週末に作ったカレーまだある。
※これは自前です
カレーばかり作っているので無駄にカレースキルばかりが上がってしまっています。
パクチーやらナンプラーやらが入っているからどちらかと言うとタイカレーな気がするけど大丈夫かな?
そもそもインドカレーとタイカレーの違いも分からないけど・・。
カレーとビール・・普段はあまり合わせないような気がしますが、きっと当時のイギリスの人は一緒に食べていたに違いありません。合わない訳がない。
よし、行こう。
ん?意外と合う。
おおう?カレーとビールがこんなに合うとは思いませんでしたが合います!
炒めたクミンシードの香ばしさとすごくマッチしていて、とても美味しいです。
飲めば飲むほど苦いけどスパイスとの相性が最高です。
ほぉ~~~~~、これは発見ですねえ。
インドの青鬼におすすめのおつまみ
私は鯵の刺身でいってしまいましたが、驚愕の苦味と深いコク、柑橘系の甘い芳香を持つ「インドの青鬼」に合いそうなおつまみは?
左から「私のカレー」「タンドリーチキン」「麻婆豆腐」になります。美味しいに決まっています。
山椒とかの香辛料とよく合う感じだと思いました。
皆さんも「インドの青鬼」を飲むときにはご用意して楽しんで下さい!